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Archive | 2010年08月31日

さよなら大学病院 その3

08/31
くまごろう先生はリテーナーであれば、大学病院の矯正科に通いながらでも良いと仰っていたが、矯正の先生には受け入れてもらえなかった。

大学病院では、この頃から矯正患者一人一人に、手書きで治療の説明書を渡す制度になったようで、最後の受診の日に頂いた、「歯科矯正管理説明書」を今でも私は手帳に挟めて持っている。
以下はその説明書に書いてあるものだ。

歯科矯正管理 説明書

平成19年11月20日

病名 顎変形症術後

症状 上下2-2にわずかですが動揺が残っており、本来でしたら、しばらくリテーナーの継続を勧めるところなのですが、ご通院頂けないとのことですので、本日でリテーナーの使用も完了といたします。
今後は他院での治療をお受けになるのでしたら当方で勝手な対応ができなくなりますが、そうでない場合でしたら、何かございましたらご連絡頂いたうえでご対応させて頂きます。



大学病院に通い始めてから、6年半は経っている。
まさか最後はこんな形で終わるとは思わなかった。
綺麗な歯並びとがっちりとした噛み合わせ、オトガイ形成術による美しいEライン。
なのに私は具合が悪い。
もう生きているのが辛いぐらい具合が悪いのだ。

私:「最初の下顎を前に出した手術は意味があったのでしょうか・・・?」

矯正先生:「僕にはわかるよ」

私:「先生しかわかりませんよ。でもオトガイ形成はやって良かったです」


私:「本当に長い間ありがとうございました」

矯正の先生は何だか、私がサギにでも合うのではないかというような心配そうな顔をしていた。
私にはそう見えた。

私の矯正が成功だったのか、失敗だったのかわからない。
でも、矯正の先生も、口腔外科の先生も頑張ってくれた。
具合の悪い原因は明らかに咬合に関係あると思うが、とても恨む気にはなれない。

さようなら、さようなら大学病院。
プロフィール

くうにゃん

Author:くうにゃん
大学病院で外科矯正しました。綺麗な歯並び、しっかりした噛み合わせ。でも、ブラケットを外したその日から具合が悪くなりました。
2008年より丸山咬合療法および動的平衡対応・咬合医療、そして様々な代替療法で完治を目指しています。

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