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ネフローゼ症候群その3

03/08
入院の朝、もう目は完全に潰れていた。
アンパンマンが戦いに敗れた時みたいな顔になっていた。
東病院で入院の手続きをするも、目が潰れてしまっているので、指で目を開く。
文字が見えた。眼球には問題はない。
ベッドの空きが内科に無いので、外科の病室に入院することになった。
4人部屋で静かな部屋だった。

看護師:「トイレ以外は安静にしていて下さい。水も飲まないで下さい。」

横向きになって寝ると、顔は変形した。
歪なアンパンマンになった。
ジャムおじさんはいない。
これじゃあ廃人に見えるよなぁ。
いちお死ぬ用意はしてきたけど・・・

でも死ぬ気が全然しない。
こんな酷い姿で寝たきりでも私の脳は活発に動いていた。

薬物治療はすぐに始まった。
小さなオレンジ色のお薬を1日8個飲む。
これがステロイドのプレドニンだが、まったく副作用等の薬の説明はなかった。
点滴は利尿剤とタンパク質だった。

利尿剤の効果はすぐに出た。
尿として体から水分が出る。
出る、出る、出る、出る・・・・・透明な水がじゃんじゃん出る。

1週間で7kg体重が減った。
目も二重に戻った。
太ったと思ったのも、足が大きくなったのも、お腹が痛くなったのも、すべて水が溜まっていたから。
腹水が溜まっても病気と気が付かないなんて、なんて無知だったんだろう。

看護師:「本当はどんな顔なんだろうって話してたんですよ。やっぱり二重だったんですねー」

私:「(^^; やっと元に戻りました」

私の廃人に見える生活は1週間で終わった。

なーんて、世の中甘くない。
内科の病棟に移動した私は、この後の長い闘病生活を想像することすら出来なかった。
プロフィール

くうにゃん

Author:くうにゃん
大学病院で外科矯正しました。綺麗な歯並び、しっかりした噛み合わせ。でも、ブラケットを外したその日から具合が悪くなりました。
2008年より丸山咬合療法および動的平衡対応・咬合医療、そして様々な代替療法で完治を目指しています。

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