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顎の手術レポート その1

05/29
顎の手術に関しては、2003年当時書いたレポートが残っている。
手術前は不安で沢山の人の体験談を読んだ。
自分も手術したら、励ましてくれた皆に報告しようと思って書いたものだ。
以下は2003年に書いた手術レポート。

今から2年前の2001年、出っ歯な私は外科矯正することを決意しました。
しかし、いざ大学病院で精密検査をしてみると、矯正科の先生は「手術なんて必要ないです」と言い、口腔外科の先生は「切りましょ、切りましょう」と言い、私はどちらにするか選択を迫られ、外科矯正の道を選びました。
それから、治療が思うように進まなかったり、予定していた手術が延びたり・・・
そして2003年1月、4月に手術ができることを告げられたのです。
矯正前は下顎だけの手術と言うことでしたが、手術間近になって、上顎もする方向で、自己血400mlをとりました。
結局、手術1週間前の教授診断で下顎のみの手術に決定しました。
それも、オトガイ形成術と2回に分けて! Σ( ̄□ ̄|||)!

■手術名  下顎枝矢状分割術 私は下顎を5mm前に出す手術です。

■入院期間  25日間
入院 2003年3月28日 入院は手術日の平日2日前と言うことで、土、日にぶつかってしまった為、4日前の入院なってしまいました。
手術 2003年4月1日  退院 2003年4月21日

■手術当日
11:00  手術着に着替え、点滴をする。
手術着は肩や腕のところがマジックテープになっていて、下半身は普通にパンツをはいて、ロングの巻きスカート状になっていました。

11:30   睡眠薬を飲む。

12:30  頭に帽子をかぶり、テープで止める。
熱を測ると、なんと37.6度もあり、看護婦さんが「風邪の症状はないですかー」と慌てて飛んできました。
風邪の症状はないものの、私もかなり焦りました。

13:00  手術室に運ばれる。
これは何事?!というくらい沢山人がいました。
手術に入った時には、まだ意識はしっかりあって、自分で手術台に移動しました。
手術台に寝ると、足もとから熱風が出てきていて感動しました。
酸素マスクを2回吸ったところで、意識はなくなりました。

16:20   手術室から出てくる。

16:30  母親の「お姉ちゃん」と呼ぶ声で、目が覚めました。
自分で顔を触ってみたら、酸素マスクはしていましたが、チューブらしきものは1本も出ていませんでした。
口は5mmくらい開いたままの状態でした。

17:30  熱が37.8度 座薬をさす。
看護婦さんに「おてづだいさせていただきます」と言われ、さしてもらいました。

18:30 酸素マスクが外され、看護婦さんに「起きてみましょうか」と言われ、ベットごと起こしてみる。
ずごいタンが絡んで、ゲホゲホ状態でしたが、すでに枕元には、吸引機が用意されてあって、使い方を教えてもらって、いつでも自分で使える状態でした。
この吸引機があるとないのとでは、辛さは大違いでした。
尿道カテーテルをはずす。
ベットに座った状態で、手術着の巻きスカート、パンツを穿いたまま、スルスルスポッと抜けました。
痛みはなかったです。
パンツを穿いた状態で、こんなに早く抜いてくれるとは思わなかったので感動でした。
その後、パジャマに着替えてトイレに行ってみたのですが、尿は一滴も出なかったです。
     
夜、担当の先生が部屋に来て、手術自体の時間は2時間15分で、とても順調だったこと、出血が150mlで、元々採ってあった、自己血400mlを体に戻したことを教えて下さいました。

手術前何度も検査をして、手術の前の日に下顎を5mm前に出し、右を3mm出し、左を2mm下げる、そんな説明を聞いたのですが、全身麻酔がかかった顎の筋肉もダランとしたところで、最終的には下顎を5mm前に出し、右を5mm出し、左も3mm出したそうです。
本当にどのようにするのかは、全身麻酔がかかってからわかるということに驚きました。

■ゴム固定
ワイヤーでの顎間固定は数年前からやっていないそうで、手術の翌日の夜に前もって付けていたフックにゴムを4本かけました。
このゴム掛けの時に、私は初めて自分の手術をした執刀医の先生と、意識のある中でお会いしました。
それまで、口が開いたままだったので、ゴム掛けをして口が閉じで安心しました。
ゴムは食事のたびに、自分でかけたり、はずしたり、結構忙しいです。
8日後ゴムは3本に減り、かなり喋りやすくなりました。

■食事
手術の翌日から、普通におもゆの朝食がでました。
食事は4段階に分かれていて、ミキサー食→ペースト食→軟菜食→普通食というように変わっていきました。 
だいたい、軟菜食に慣れたころ退院という感じでした。
食事はお部屋でも、食堂でも食べることが出来たので、術前と術後2週間目からは食堂で食べていました。
 
■抜糸
術後7日目に抜糸をしたのですが、痛くて全部抜けず、翌日塗る麻酔を使って、2日に分けて抜糸しました。

■腫れ、麻痺、痺れ
術後初めて鏡を見た時は、そこには「まんぷくふとる君」がいました。
2日目は幼少のころの「おしんちゃん」、3日目は目もつぶれてしまうくらい腫れました。
首の腫れは、1日目、2日目が辛かったです。
5日目からは階段を下るように、段々楽になっていきました。
私の腫れは下顎だけの割には、両目の上まで紫色になって、執刀医の先生にまで「上顎も切った人みたいだね」と言われました。
しかし、腫れが引いて来ると、ちょうどうまくアイシャドーをつけているような感じになりました。
手術前の説明で、麻痺は特に左側に残るでしょうというお話でしたが、左側にはまったく麻痺は 残りませんでした。
むしろ、右の下に麻痺が残っていますが、あまり気になりません。
一番気になるのは、2年前に親知らずを抜いた時の痺れが右側下唇に未だに残っていることです。
私の右下の親知らず、全然抜けなくて、3回切って合計8時間もかかっているんです。
その時のほうが、今回の手術よりもはるかに辛かったです。

■料金
3月分 総医療費  96,400円  自己負担額  28,920円
4月分 総医療費 830,310円 自己負担額 249,070円

ついに100万近い顎になってしまいました。
なぜこんなに高いかと申しますと、入院費が1泊17,390円(入院日~14日以内)なんですよ。
しかし、自己負担額の内、4月分は高額療養費の対象になるので、私の場合は20万円くらい戻ってきます。
結局8万円くらいの支払いで済みそうです。
後、手術日が2日遅ければ、5万円以内で済んだかと思うと、健康保険法を知り尽くしていただけに、ちょっと残念です。
加入していた生命保険も、手術給付金、入院給付金とも対象になりました。

■感想
ここ1.2年で顎変形症の手術の技術はとても進歩したそうで、想像していたよりも、自分はかなり楽だったと思います。
術後4日目に部屋を移動したのですが、その部屋には私より1日早く、下顎を7mmさげた手術をした方がいて、たまたま矯正科の先生も同じで、いろんなお話が出来たし、外出や外泊も出来たので、3週間はあまり長く感じませんでした。
手術前はこの手術が終われば、矯正もほとんど終わるような気がしていましたが、実際この先はまだまだ長いですし、術後のリハビリも大変です。
今回の手術では、先生もおっしゃっていた通り、見た目はほとんど変わりませんでしたが、横顔の笑った顔はもう出っ歯ではありません。
私の場合、顔が変わるのは2回目の手術の時だそうです。
次回、半年後の除去手術とオトガイ形成へとレポは続きます。
プロフィール

くうにゃん

Author:くうにゃん
大学病院で外科矯正しました。綺麗な歯並び、しっかりした噛み合わせ。でも、ブラケットを外したその日から具合が悪くなりました。
2008年より丸山咬合療法および動的平衡対応・咬合医療、そして様々な代替療法で完治を目指しています。

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